仕事が嫌になる時が誰にでもあるはずです!
そんな時のキーワードの一つが「貢献」だと感じています。
私の過去を振り返ると、仕事が嫌だと感じる主な原因は、自分のしている仕事に対して、
あまり意味が感じられない時が多かったです。
つまり、自分の仕事の価値が、見い出せなかった時です。
今では理解出来るようになりましたが、結局、会社の仕事の多くは、分業化されているからでしょう。
営業は営業の仕事だけ。製造は製造の仕事だけ。経理は経理の・・・。
更には、それぞれの部署の中でも決められた部分だけの仕事しか与えられないのですから。
中小企業と呼ばれる会社であれば「兼任」もあると思いますが、大企業ほど、個人の仕事内容が細分化されてしまい、
自分の仕事に対しての価値を見い出すのが難しいはずです。
しかし、会社側にしてみれば、作業の分業化をした方が効率は良いので、それは仕方ない事だと思います。
結局、普段、私達のしている仕事の多くは分業化、単純化されてしまい、自分のしている仕事が小さく、
無意味に感じてしまうのではないでしょうか。
自分のしてる仕事が最終的にどんな物やサービスとなるのか?
又は、その物やサービスを手にした相手がどんな恩恵を受けたりどんな感情をいだくのか?
仕事が嫌になったら、そのあたりの事を、想像するのが効果があります。
時には「大袈裟かな?」と思う程に・・
偉そうな事を言う私も、実は半年以上、仕事が嫌で無職の時がありました。
当時は養う家族も無く、自分一人で生活していたので、貯蓄もそれなりにあり、気楽な生活ではありましたが、
結局はそんな生活が虚しく感じ、ピリオドをうとうと思い、就職活動を初めました。
しかし、就職口はすぐには見つからず、結局は一年程の無職生活でした。
その時に「自分が世の中の役に立っている事を実感出来るのは、とても心地の良い事だ」と気が付きました。
「定年で会社勤めを辞めた人が急に元気がなくなった。」との話をよく聞きますが、
やはり、自分が何かに貢献しているとの感覚がなくなるのは、寂しいのでしょう。
仕事に限らず、どこかで・何かの・誰かの・・「役に立っている」と言う感覚が無いとしたら、
元気も出ないし、挫折しやすくもなるのでしょう。
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